有限会社 伊藤建築

米国では外気温38.5℃でもエアコン不要の建物があった|リフレクティックス

外気温38.5℃でもエアコン不要の工場
外気温38.5℃でもエアコン不要の工場

米国インディアナ州のリフレクティックス社では、壁、天井にリフレクティックス遮熱材を施工しています。この工場では、真夏日の外気温38.5℃でもエアコンを使用しないで快適に作業しています。室内に熱源のある工場のみ小型エアコン1台が動いていました。

快適さは温度でしょうか?

快適さは温度でしょうか?

外気36℃の太陽の下にいると、吹き出るような汗と息詰るような熱気で立ちくらみをするような思いをしますが、木陰に入ると涼しく感じます。体温36.5℃とすると、外気はそれより低い温度ですから、本来涼しく感じなければなりません。しかし、熱く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当たって熱を発しているからです。木陰に入ると木の葉が輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じます。

また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じることは誰もが経験していることです。すなわち「暑い・寒い」と感じるのは温度ではないのです。

熱移動の75%は輻射熱 -リフレクティックスは輻射熱(下図赤棒)の99%をカットします。-

ビルディングの空間を通過する熱流の輻射、伝導、対流の割合

ビルディングの空間を通過する熱流の輻射、伝導、対流の割合

ペンシルバニア州立大の報告によれば、ビル等の空間での熱損失の大半は、伝導熱と対流熱によると考えられていましたが、実際ほとんどの熱伝達は輻射熱によるもので、その量は全熱移動の75%を占めると述べています。全米の多くの機関でも、暖かい壁から、冷たい壁の間の熱の通過は夏冬関わらず、その65~80%は輻射熱に依るものということで一致しています。従って断熱材を厚くしたり、熱伝導率を低くしただけでは快適空間は生み出せないのです。

輻射熱をカットする決め手は反射率

輻射熱をカットする決め手は反射率

ほとんどの建材は反射率が低く、外部の熱を吸収してしまいます。従って夏は暑く冬は寒いという結果にな
ってしまいます。反射率99%のリフレクティックスは、ほとんどの熱線をはね返してしまいます。更に
吸収された残りの1%は、エアーキャップによる断熱層が熱の伝導を防止しますので最強の遮熱であり、 断熱材といえます。

屋根裏の空間を制するものは時代を制する

屋根裏の空間を制するものは時代を制する

夏を快適に過ごすには、強い日差し、放射線(熱線=電磁波)を避けねばなりません。夏に屋根裏空間を通
る熱は殆ど放射線と言えます。下向きの対流による熱移動はありません。

また、低い密度の空気を通しての伝導もありません。屋根素材70℃以上、空間55℃を越してしまうのも珍しくありません。従来の断熱材は、暫くは熱を防ぎますが空気空間と異なり大量の熱を溜め込んでしまいます。密度の高いそのような材料は空気よりもはるかに伝導性が高くその表面は90%を超える熱放出度(=吸収度)となり、日中も夜も熱線を建物内部に放出してしまいます。

貴方は未だに「冬は確かに暖かく夏は暑すぎる工法」を実践しておられるの でしょうか。
間違いなく、確実に、時代は断熱から遮熱に移ろいました。

リフレクティックスの性能試験(社内データ)

リフレクティックスの性能試験(社内データ)

工法別 最高外気温 最高室内温度 内外温度差
在来工法 35.0℃ 32.5℃ 2.5℃
高気密高断熱工法 32.5℃ 31.5℃ 1.0℃
リフレクト工法 35.0℃ 28.5℃ 6.5℃

リフレクティックスを使ったリフレクト工法の家は他工法2種に較べ圧倒的な内外温度差を示しております。厚さ8mmのリフレクティックスが、一番快適な環境を創造している事を証明しました。

リフレクティックスの性能試験2

省エネと原油及びCO2削減

以下のグラフは実験棟での実測データです。リフレクト工法加温時の室内温度20℃到達時間がグラスウール仕様に比して12分早く、加温停止時から環境適温温度16℃に下がるまでの時間は、グラスウール仕様が8分、リフレクト工法が47分と云う値を求める事ができました。この事からリフレクティックスは暖房シートではありませんが、室内の熱源から出る暖かい温度を室内に戻すという高効率作用をもたらし続けます。(消費電力はエアコンの温度を1℃調節する事ができれば、1時間当たり36W削減する事ができます。リフレクティックスは原油削減とCO2削減に大きく貢献します。)

省エネと原油及びCO2削減

リフレクティックス Q&A

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